船舶免許2級とは?

小型船舶免許2級は、エンジン付きのボートを操船できる国家資格です。
正式名称は「小型船舶操縦士(二級)」で、プレジャーボートや釣り船などを自分で操縦できるようになります。
釣り人の場合、この免許を取得することで
・バス釣りなら免許が必要なボートに乗れる
・免許艇しかないリザーバーに釣りに行ける
・海でのボートシーバスなどにも挑戦できる。
など、釣りのフィールドが大きく広がります。

操船できるエリア・フィールド

2級船舶免許を取ると、海では沿岸から5海里(約9km)以内のエリアでボートを操船することができます。
主に次のような場所で利用されます。
・海の沿岸部
・湾内
・湖やダム湖
・河川
ちなみに東京湾は、2級船舶で航行が可能となります。

また、バス釣りであれば、免許艇のみのボートをレンタルしている
・豊英湖
・戸面原貯水池
・印旛沼
などでボートをレンタルして釣りができるようになります。

加えて、全国では
・野尻湖
・芦ノ湖
・琵琶湖
・河口湖
・池原ダム
などでも免許艇をレンタルして釣りに行けるようになり、バス釣りができるフィールドが一気に広がります。

1級との違い

船舶免許には主に、
・1級小型船舶免許
・2級小型船舶免許
の2種類があります。

大きな違いは操船できる距離になります。

冒頭でも書きましたが、釣り用途であれば、ほとんどの場合 2級で十分です。
遠洋航海や長距離クルージングをしない限り、2級免許でも不自由することはほとんどありません。
外洋での航行を考えている人は、操船範囲が制限なしの船舶1級をお勧めします。

バスアングラーが2級を選ぶ理由(バス釣りとの相性)

釣り目的で船舶免許を取得する場合、多くの人が 2級免許を選びます。
理由はシンプルで、釣りのフィールドの多くが 沿岸5海里以内だからです。

また、バス釣りの場合は、上記でも記載した通り船舶免許が必要なフィールドがいくつもあります。
2級免許を取得すると
・船舶免許が必要なボートのみレンタルしているリザーバー(豊英湖や戸面原貯水池)に釣りに行ける
・バスボートに乗って釣りができる
・行けるフィールドが増える
など、釣りの楽しみが大きく広がります。
バス釣りを長く続けるのであれば、取得しておいて損のない資格と言えます。

船舶免許2級の学科は独学で取れる?【結論:取れる/ただし効率は教室の方が上】

学科試験を独学するメリット

・費用が安い
 通常、船舶免許は「学科講習」と「実技講習」がセットになっており、これを受講後に船舶免許の試験(学科・実技)を受けます。
学科講習については、独学を選択できるようになっており、独学の場合は費用が2万円ほど安くなります。

・自分のペースで学べる
 船舶免許の学科独学を選択すると、講習と試験を受けるマリーナから、学科教本、学科問題集、ロープが送られてきます。
通勤時間や寝る前など、1日30分から1時間程度の勉強時間を割くことができるのであれば、独学でも全然問題ないと思います。

僕は船舶免許の試験までに独学をした時間はだいたい30時間くらいです。
講習を受けないため、教本に記載されていることを理解しながら進めていくため時間がかかりました。

独学のデメリット

とにかくわからないところはずっとわからないです笑
僕は灯火・形象物というジャンルでとにかく苦労しました。
ChatGPTも使いましたが理解するまでに時間がかかりましたね。

学科に関してのデメリットは教えてくれる人がいないって点以外は特にないです。

資格の勉強などを普段からしている人であれば独学であっても特段問題ないかと思います。

船舶免許2級の取得費用(独学・スクール比較)

僕は浦安にあるアクアブルーマリンサービスというところで申し込みをしました。

学科独学の場合は総額70,000円、学科講習を受けるなら90,000円

学科を独学で勉強する場合は、講習料の2万円が差し引かれるため総額で安くなります。
アクアブルーマリンサービスは、学科独学の場合の講習料は28,900円、学科講習を含めると48,900円でした。

それ以外は金額が変わらずとなります。

・国家試験料:30,300円
・教材代:5,000円
・試験申請代行料:2,000円
・免許申請代行料:2,000円
・印紙代:1,800円

実技講習の独学はないので、これは必ずマリーナの講習を受けてください。
操船方法、ロープの結び方など、講習を受けないことには身につかないです。

試験の流れ

① 学科試験

出題範囲

2級小型船舶操縦士の学科試験は、全50問です。大きく3科目に分かれています。

  • 小型船舶操縦者の心得及び遵守事項:12問
  • 交通の方法:14問
  • 運航:24問

内容としては、船長として守るべきルールやマナー、海上での航法・標識、天気やエンジン、操船、安全運航などが出題されます。

特に「交通の方法」は、海上衝突予防法など普段の生活では馴染みのないルールが多く、最初は少し覚えにくい分野です。

合格ライン

学科試験は、50問中33問以上の正解(65%以上)が基本的な合格基準です。

ただし、総合点だけ取ればいいわけではなく、各科目でも50%以上正解する必要があります。

つまり、「得意分野で点数を稼いで、苦手科目はほぼ捨てる」という勉強方法では合格できないので注意が必要です。

② 実技試験

小型船舶の実技試験では、実際に船を操船しながら基本的な技術や安全確認などがチェックされます。

「船なんて運転したことないけど大丈夫?」と不安になる人も多いと思いますが、私も受験前はほぼ同じ状態でした。

操船

実際に船を走らせ、発進・直進・停止・変針などの基本的な操船を行います。
車と大きく違うのは、ハンドルを切ってもその場ですぐに曲がるわけではないこと。
風や波の影響も受けますし、船にはブレーキもありません。
そのため、最初は思ったように船を動かせませんが、講習で何度か操作しているうちに感覚が分かってきます。

離岸・着岸

個人的に実技試験で緊張しやすいと思ったのが、離岸と着岸です。
特に着岸は、桟橋に近づく速度や角度を考えながら操船する必要があります。

ポイントはとにかく焦らないこと。

車の駐車と違って船は風にも流されるので、勢いで合わせようとするより、低速で船の動きを見ながら操作する方がやりやすかったです。

ブイ回避

航行中にブイ(障害物)を確認し、それを避ける操船も行います。
ここでは単純にハンドル操作だけを見るのではなく、周囲の安全確認をしながら適切に回避できるかがポイント。
実技試験では操船そのものに意識が集中しがちですが、安全確認も忘れないようにします。

人命救助

水面に浮かべられたブイなどを「落水者」に見立てて救助します。
落水者を発見したら、周囲を確認しながら船を操船して接近し、救助します。

ここでも重要なのは、落水者だけに集中しすぎず、安全確認をしながら操作すること。

風があると船が流されるので、落水者への近づき方も練習しておくと安心です。

実際に受験して感じたこと

実技試験を受ける前は「ちゃんと操船できるかな?」という不安がありました。

でも実際に受けてみると、完璧な操船を見せるというより、安全確認をしながら落ち着いて操作することが大切だと感じました。

多少操作がうまくいかなくても、焦って次の操作まで崩してしまわないこと。

これから受験する人には、「上手に運転しよう」より「安全に操作しよう」くらいの気持ちで臨むことをおすすめします。

船舶免許2級を取るとバス釣りで何が変わる?

関東のリザーバーであれば12ftのローボートや14ftに乗って釣りをすることができるようになります。

僕は14ftしか使わないのですが、14ftはとにかく広い!

ボートの収納スペースが増えることはもちろん、2人で乗船した時もかなり広く使えるのでストレスがないです。

そして、野尻湖などでバスボートをレンタルできること。
バス釣りをしていたら一度は乗ってみたいバスボートに乗ることができるようになります。

特に野尻湖のレンタルボートは、スポットロック&ライブスコープがついているバスボートが多いので最先端の装備でバス釣りを楽しむことができます!

野尻湖のレンタルボート

スピードでるしとにかく乗ってて気持ちいいです。

野尻湖のレンタルボート機材

野尻湖であればライブスコープ&スポットロックという最新機材がついてます!

まとめ|船舶免許2級は“釣りの幅”を広げる最強資格

船舶免許がなくてもレンタルボートでの釣りはできますが、船舶免許を取ると、レンタルボートでの釣りの幅が広がるので、今よりさらに釣りが楽しくなります!

レンタルボートを始めてからずっと免許不要艇を使っていましたが、船舶免許を取って本当に良かったと思います!

船舶免許を取ろうかと検討している人は、この秋冬にぜひチャレンジして来春に船舶免許艇でデビューすることをお勧めします!

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