真冬の寒さが続いていましたが、ここ数日は15度を超える暖かい日も出てくるようになりました。水温が上がってくると、越冬していたブラックバスも産卵に向けて動き出すようになります。春のバス釣りは、春爆(プリプリの太ったバスがたくさん釣れる)なんていう言葉もあるくらいで、初心者にとっても釣れるチャンスはあります。

スピニングで使うルアーはシャッド!

バス釣りを初めて7年くらいのホリデーアングラーの浅はかな経験&アドバイスになりますが、初心者&春バスを釣りたいならシャッドがオススメです。最初のうちはどのメーカーのルアーを使っていいかわからない。という人も多いと思うので、まずは使ってみたいルアーを買ってみる。でも良いと思います。

なぜ、シャッドかというと、釣れる確率を上げる。キャストを繰り返すことで精度を上げる。の二点を単純に満たせることにあります。

一つ目の釣れる確率というのは、ワームとキャストする回数を比較しています。ワームは点の釣りで、バスがいそうなポイントにルアーをキャストして、バスがバイトするようにアクションをしていきます。一方でシャッドは巻きの釣りになるため、投げては巻く、投げては巻くの繰り返しになります。

極端な比較ではありますが、ワームの釣りが1キャストあたり5分で回収、シャッドの釣りが1キャストあたり2分で回収とすると、ワーム1時間あたりのキャスト数は12回。一方のシャッドは30回のキャストが可能です。そのため、バスに出会える確率、バイトしてくる確率はワームに比べ上がっていきます。また、キャスティング技術を上げていくためには、とにかく投げることが大事です。つまり、シャッドの釣りは、初心者にとって釣れる確率とキャスト技術を向上させられるバランスの良いタックルセッティングと思います。

「シャッドを投げて事故る確率を上げろ」

これは、僕がバス釣りを初めた1年目の春、一人でフィールドに出た時に釣りを教えてくれた友達(24h安心サポートのマサルさん)からもらったアドバイスです。シャッドには食いっ気のあるバスが食ってくる、そしてキャスト回数が多くなるシャッドを使った方が釣れる確率が上がるから、最初は事故る確率を上げろ。というアドバイスです。お腹を空かせた友達の方が飯を誘ったら来るでしょうし、飯屋から出てきた友達に飯行こうと声をかけても来ないのと同じ論理だと思ってますw

このアドバイスは本当に理に適ってると思っています。バス釣りを始めたばかりの頃は、ポイントもそこまで詳しくないですし、春バスがどんな動きをしているか、季節の進行はどんな状況か、なんていちいち把握するの難しいんですよね。だから単純に釣れる確率を上げられる方法を選択するのは一つの手段と思います。

春のブラックバスは産卵を控えており、とにかくエサを荒ぐいします。そのためコンディションの良いプリプリのバスに出会えるチャンスも多いです。実際に僕の後輩は、初めて連れて行ったバス釣りで、シャッドを投げさせ続けた結果、43cmのバスを釣ることができましたw

この記事を読んでいるバスアングラーの皆様がプリプリのバスに出会えると良いなと思います。

春に高滝湖で釣れた48cmのプリプリバス