バス釣りには他の趣味と同じようにマナーがあります。始める前に参考程度に読んでもらえればと思います。絶対的なものではないため、あくまでも個人的見解として書かせてもらいます。

あいさつ

釣り場ですれ違う人へのあいさつは、やらないよりやっておいた方が良いと個人的には思います。魚に人の気配を感じられることを嫌う人もいるので、大きな声は出さないように配慮できるといいかもですね。あいさつが習慣になってくると、先行で釣りをしていた人に釣果を教えてもらえたり、後から来た人に他のポイントで釣れた情報などを教えてもらえるようになります。初心者のうちは、本、ブログ、YouTube、SNSで学ぶよりも釣り場の情報がいちばん勉強になります。

他の釣り人や地元の人へのリスペクト

・バスアングラーとの距離

自分が入ろうとしたポイントにバスアングラーがいたときは、最低20メートル(1キャスト)は離れて釣りを開始するようにしましょう。バス釣りは岸から垂直にルアーを投げず、放射状に投げることがほとんどです。近すぎるとお互いのルアーが絡まる可能性が出てしまいます。また、先行しているバスアングラーが移動しながらルアーを投げている時は、進行方向の先に入らず後方からポイントに入ると良いと思います。

・バスアングラー以外の釣り人

湖や川に釣りに行くと鯉釣りをしている人、へらぶな釣りをしている人など、バスアングラー以外にもたくさんの釣り人がいます。バス釣りが「動」の釣りだとすれば、へらぶな釣りはウキを使った「静」の釣りになります。「静」の釣りだからといって近づいての釣りはNGとなります。ここも20メートル(1キャスト分)は距離を取れるようになると良いと思います。

へらぶな釣りをする人たちをへら師というのですが、僕は彼らにもいつもあいさつをするようにしています。ある時、高滝湖のへら師にあいさつをしたところ「俺のヘラ台の下にバス付いとるよ。もう少しで上がるからそしたら狙ってみ〜」と言われたことがあります。へらぶな釣りでもブルーギルが掛かることがあるのですが、バスは釣れた後にリリースされるブルーギルを狙っていることがあります。へら師が上がった後にへら台についていたバスを狙ったところ・・・釣れたことがあります!

・釣り場の近隣に住む人たち

僕たちにとって釣り場は遊び場になりますが、近隣に住む人たちにとっては生活の場になります。こうした人たちの迷惑にならないようにできるといいですね。駐車禁止スペースには車を止めない、釣り禁止エリアでは釣りをしないなど、小さなことではありますが地域の方へのリスペクトも忘れないようにしたいものです。

ゴミのポイ捨て

バス釣りのワーム袋やルアー、ラインなどのゴミは釣り場に捨てられていることが多いと言われています。実際、釣り場に行くとゴミはよく目につきます。ただ、僕自身ゴミをポイ捨てしている人を直接見たことがないので、釣り場にあるゴミが捨てられたものか、ついうっかり落ちちゃったり飛んじゃったものかどうかは、わからないです。ポイ捨て以外でついうっかり落としちゃっているなら、だらしないだけなので自分の道具が管理できるようになると、釣りも上達が早いと思います。僕の周りで釣りが上手い人は道具もきっちり整理してありますし、ゴミも出さないです。

超個人的な考えですが、ゴミを拾った分、魚は釣れる可能性が上がるかもですね。エンゼルスの大谷選手もゴミを拾うのは運を拾う。と言っているくらいです。僕自身、初めて琵琶湖に行ったとき、ちょっと釣りに飽きてしまいゴミ拾いをしながら、ゲーリーヤマモトのファットイカを投げていました。すると最後の一投で自己記録の53cmが釣れたことがあります。釣りを始めて2年目だったので間違いなく実力ではないです。運が良かっただけなので、もしかしたらゴミ拾いで運も拾っていたのかもですね。

既出ですが、これがゴミ拾いで運も拾ったと思っているバスですw