せっかく苗場まで行ってフジロックに参戦するなら宿泊したい。と考える人も多いのではないでしょうか。今回はフジロック参戦時の宿泊先について書いていきます。。僕はフジロックで、キャンプサイト、苗場地区の民宿、苗馬プリンスホテル、車中泊といろいろな宿泊を経験してきました。なので、それぞれのメリット・デメリットなどを整理できると良いなと思ってます。
会場に一番近い&安いのはキャンプサイト
キャンプサイトでの宿泊は、宿泊費を安く抑えられますし、会場へのアクセスが一番近いです。キャンプサイト券は一人につきなんと5,000円!これで木曜日のキャンプサイトオープンから月曜日の朝10時くらいまでテントを張ることができます。
そしてキャンプサイトのメリットはなんといってもレッドマーキーというステージ直結の道があることです。フジロックの会場に行ってみるとわかるのですが、宿泊エリアから会場までって意外と時間がかかるんですよね。苗場エリアの民宿から会場ゲートまで歩くと30分くらいかかると思いますw
そして、なんといってもキャンプサイトの特権は、エリア内限定のステージ「PYRAMID GARDEN」でのライブを楽しめることです。(苗プリ宿泊者も可)PYRAMID GARDENは、めちゃめちゃステージもコンパクトでアーティストとの距離も近いです。
一方で、キャンプサイトでの宿泊にもデメリットはいくつかあります。
まず、テントを張るスペースの確保。木曜日のキャンプサイトオープンのタイミングで入らないと、キャンプサイト入り口付近の平地はほとんど埋まってしまいます。木曜夜から金曜参戦になる場合は、山の中腹あたりをお勧めします。この辺までは登るのが大変なのですが、開催期間中も比較的空いておりスペースがあります。
次に、体力を削られる宿泊環境でしょうか。テントを張るエリアは本当に大事です。ある程度の傾斜は許容しなくてはいけないですが、キャンプサイト入り口付近でないとプチ登山でキャンプ道具を持っていくことになるのでかなりの体力が必要です。そして、テントを張ったとしてもフジロック特有の山の雨で浸水したり、荒天でテントが壊れることもあります。実際4年ほど前にあった台風では、かなりのテントが壊れてしまったそうです。こうしたトラブルにより体力は確実に削られていきます。僕もキャンプをした年の3日目は体力が持たずに、大トリで一番楽しみにしていたBelle And Sebastianを爆睡で終わるという経験をしたことがありますw
最後はお風呂に入るのが大変。キャンプサイト内には苗場温泉という浴場がありますが、朝から晩まで並んでます。特に夜の大トリ終了後はみんながキャンプサイトに戻るので特に混みます。朝に入ればいいじゃんと思って、朝に行っても並んでますwいつでも並んでます。キャンプサイトでのお風呂については、個人的には夜のうちは汗拭きシートなどで体を拭いて、朝早起きして田代やみつまたにある公衆浴場にいくのもお勧めです。車が場内1や比較的近いところにあることが前提となりますが、期間中であっても朝から並ばずにお風呂に入ることはできます。
あとは歴戦の猛者たち(フジロッカー)のキャンプ体験記はネットを漁ればたくさん出てくるので参考にしてみるといいと思いますw
全てが最高な苗場プリンス
このブログを書いている時点で、苗場プリンスの抽選申し込みは終了(2/6迄)しているため、今から確保をすることはかなり難しいと思います。ただし、キャンセル枠の再受付であったり宿シェアの募集もあるかと思うので、苗プリについても書いておきます。
苗プリは4人部屋か3人部屋のいずれかとなっており、どちらもベットが常設、エアコン完備、風呂、トイレ付きという最高の環境です。(ホテルだから当たり前かw)キャンプサイトと比べると本当に快適でしたwお風呂は並びませんし、ベッドの寝心地は最高で常に体力マックスで毎日のフェスを楽しむことができます。ベットじゃなく絨毯でも寝られると思ったくらいですw
そして苗プリもPYRAMID GARDENに遊びに行くことが可能です。キャンプサイトに比べると会場までは遠いですが、フジロックの中ではキャンプサイトに次いで会場に近い宿泊施設となります。そして苗場プリンスはアーティストも宿泊しているので、エリア付近でいろんな人を見かけることも多いです。以前に宿泊した時は、浅井健一さんがホテル裏の芝生でキャッチボールをしていましたw
苗プリのデメリットは、宿泊の価格だけでしょうか。木曜〜月曜までの4日間の通しだと7万円弱かかりますwでも抽選で当たったなら一度は泊まってみる価値はあると思いますw
ノリで泊まれ!苗場エリアの民宿
苗場プリンス同様にオフィシャルツアーにて申し込むことができます。ただし、オフィシャルツアーでは宿の指定ができないため、どんな宿になるかは運次第です。僕が泊まった宿のスペックは、4畳半の部屋に男4人。浴場は洗い場が3つで浴槽も4人がマックスのため常に男衆が全裸で並んでいる。そして壁も扉も薄いので他の宿泊客がどんちゃん騒ぎしていたら声がガンガン聞こえるという環境でした。苗場はもともとスキー宿が多いので「泊まる」ではなく「スキーを楽しむ」ための休憩宿としての用途になるのでこのような作りになっています。その点をご理解いただいてもらい、ある程度のノリもあれば全然許容できると思います。※写真探したのですが見当たらなかったので想像でお楽しみください。
苗場エリア以外の宿泊施設
会場からは遠くなりますが、越後湯沢、越後中里、上越国際、石打、猿ヶ京などは宿泊施設も多いので、この辺に泊まってみる選択も良いと思います。特に猿ヶ京は温泉地なのでいい宿&飯が美味いところが多いようです。泊まったことないので、あくまでも聞いた話ですが参考になれば。
車中泊という選択もあり
フジロックは駐車場の利用時間内であれば、車の中で仮眠も可としています。エンジンは切るルールになっていますが、車中泊もありと思います。テントに比べ荒天時のテント破損の心配はないです。ただし、車内がフルフラットにならない車だと確実に疲れは残るので、最低でもミニバンやコンパクトSUVでの宿泊をお勧めします。