前回の投稿で道具を買う軍資金について書きました。次はバスフィッシングを始めるのは、いつがいいのかを書いていきます。

ぶっちゃけいつでもいい

ブラックバスが釣れるシーズンは3月〜11月です。12月〜2月は釣れにくくなるのでオフシーズンにする人も多いですが、たった3ヶ月なので最初はあまり気にしなくていいです。また、季節の進行でブラックバスの釣り方も変わってくるのですが、釣りを始める時期を固定してしまうといつまで経っても始められないので、それもまだ考えなくて良いと思います。

いつでもいいけど理想は冬から

僕に釣りを教えてくれた人が、最初に僕にバス釣りを教えるために最初に誘ってくれたのは確か1月下旬の未明でしたw集合時間は、日の出の30分前がマストということだったので頑張って早起きしましたが、とっても寒かったですっww

こんな寒い時期(ロッドのガイドも凍って糸も出ないw)に釣りを始めさせた彼の狙いは「一年を通してバスのシーズンを追えるようにすること」だったと思ってます。本人に聞いたわけではないですが、たぶんこれです。これを最初に教わったことを本当に感謝してます。

「ちょっと何言っているかわからないです。」と思う方もいるので、もう少し掘り下げてみます。

ブラックバスの生態を理解するなら冬から釣りを始める

超ざっくりと説明すると、ブラックバスは冬場に越冬し、水温が上がってくる春を迎えると産卵に向けて動き出します。産卵が終わるとブラックバスは産卵後の回復期間となります。体力が回復してきた頃に梅雨・夏を迎えます。夏はブラックバスも夏バテします。そして秋を迎えると越冬に備え餌の荒食いを始めます。

つまり、春の途中、夏、秋など中途半端な時期に初めてしまうと、季節とブラックバスの進行状況を把握できないんですよね。

例えるなら野球やサッカーで途中交代する選手です。途中交代で入る選手は試合の流れを変える役割を担いますが、試合の流れを把握できないと十分な活躍ができないまま試合が終わってしまいます。こういうシーンを見たことある人も多いのではないでしょうか。

釣りも同じでシーズン途中で飛び込むと把握できないまま終わりますw自然を相手にする趣味ならではですが、天候や季節の進行は毎年異なります。自分たちではコントロール不能な領域だからこそ、人間が可能な限りアジャストすることが大事なんですね。

冬に釣りを始めるその他のメリット

・釣り人がいない

これはめちゃめちゃメリットですよ。バス釣りはハイシーズンになるとポイントによっては釣り堀みたいに釣り人が多くなります。そうなると初心者にとっては隣の人と糸が絡まってしまうリスク(おまつりって言います)もあるので、あまりお勧めできません。逆に冬に釣りに行く人は少ないので、この時期にキャスティングの練習をすると良いです。

・これ以上過酷な環境はないのでその後の許容範囲が大きくなる

バス釣りは、寒い冬の日も、花粉が飛び交う春も、振り続ける梅雨の雨の中でも、真夏の炎天下でもやります。寒い時期を体験しておけば、花粉も雨も夏の日差しも大丈夫!なはずですw

そう、今がチャンスですよw